群馬大学理工学部・大学院理工学府物質環境類


研究室配属

トップページ スタッフ 授業の担当 教育主務の活動 細胞生物学の研究 研究室配属 アクセス

ようこそ

研究室配属の参考資料

研究室紹介

 卒業研究のテーマは細胞生物学です。
 当研究室では乳幼児期にお乳から離乳食への食事の変化が、肝臓の成熟に大きな役割を担っていることを、培養細胞を使って見つけました。しかも、肝臓細胞は2つの核を持つという、特別仕様となっています。
なぜそのようなことが許されるのか、どうしてそうなるのか、何がメリットなのか、を解明します。研究内容は細胞生物学の研究ページも参照して下さい。
 必要なことは、よく観察することです。細胞を培養している間、何かを添加したあと、いつもと違っているところ、予想もしなかった変化にあなたは気つくでしょうか。

 注 意
2023年度は大学院生が一人と卒研生が一人います。教員と1対1で付き合う場面が多々あります。今後研究室に配属を希望する人は、事前に教員との相性を良く確かめて下さい。

 理工学教育工学研究室としては、教育効果向上のための学生実験カリキュラム編成、教育実習(教員免許状(理科)取得希望学生のみ)の準備指導、評価などを行なっています。
教育実習関係の相談、指導は、研究室に配属するかどうかにかかわらず対応しますので、ご相談下さい。

 こんな学生に来てほしいです
 佐伯はいろいろなことを話しかけます。実験や研究のことだけではなく、ローカルな話題やあなたには関係ない(かもしれない)ことも話します。
メンバーが少ないので、できるだけ情報や考え方を共有したいからです。そのことによって、実験も、指導も、授業も、事務仕事も、気分良く進めたいと思っています。
 話したことにいちいちうなずく必要はありません。わからないことには同意してくれなくて結構です。しかし、一晩考えてみて自分なりの返事がまとまったら話してください。
自分でよく考えてくれる人には、いろいろな情報を伝えたいという気になります。そう思わせてくれる人に来てほしいです。


 2023年度修論・卒研テーマ


 2021年度卒研テーマ

  1. ヒストン脱アセチル化酵素阻害剤による多核細胞誘導はインスリンで促進される

 2018年度卒研テーマ

  1. 細胞質分裂不全のメカニズム解明を目指したステージヒーターの作成と細胞質分裂のタイムラプス観察
  2. 時間領域NMRで測定した緩和時間を使ったアクリルアミドのゲル化過程の可視化

 2016年度卒研テーマ

  1. ケトン体がラット肝臓幹様細胞を多核化する ―食育との関連―
  2. 種々の分子を細胞に添加して多核化した細胞を計数した結果と、逆転写PCR (RT-PCR) による受容体発現解析実験により、これまで不明であった多核化の制御機構の入り口を示しました。
    この研究により乳児期の血中ケトン体についてより正しい理解につながり、食育へ貢献できることを示しました。
    研究内容は細胞生物学の研究をご覧ください。